本記事では、トリックと怪人の遊び方&レビューをはじめ、「トリックと怪人の面白くて仕方ないところ」までを徹底解説しました!
小さいパッケージの中にしっかりしたコンポーネントが入っていて、雰囲気抜群の推理系ボードゲームです。
それでは本文をどうぞ!
Contents
【トリックと怪人とは?】ゲームの概要とレビュー!
トリックと怪人は、相手の行動から犯人カードを見つけ出す推理系ゲームです。
人数 | プレイ時間 | 対象年齢 | ジャンル | 発売年式 | 価格 |
2-4人 | 15分 | 9歳以上 | 推理 心理戦 | 2017年 | 約1,800円 |
難易度 | ![]() |
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初心者おすすめ度 | ![]() |
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盛り上がり度 | ![]() |
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お手軽さ | ![]() |
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読み合い(ブラフ) | ![]() |
プレイヤーは、容疑者となる人物のカードを一枚ずつ出し、この中で誰が事件の犯人かを予想していきます。
基本的には、位の高い(数字が高い)カードが犯人になりますが、カードの組み合わせによっては別の人物が犯人になる場合があります。
また、犯人に疑われることで得点が入る「怪人カード」があり、さらにゲームの難易度を上げています!
- 捜査官・犯人として同時に楽しめる!
- 怪人カードによって高度な心理戦!
- 一番得点の入る方法を考えろ!
- 1プレイは短いが内容が濃い!
- コンポーネントがしっかりしていて雰囲気が出る!
- 4人プレイという人数制限あり
トリックと怪人の内容物

一覧
- 容疑者カード+怪人カード
- 情報トークン
- サマリーカード+虫眼鏡チップ
- 勝利点チップ
- 説明書
各プレイヤーに2枚ずつ配られます。
基本的にはその場で大きい数字のカードが「犯人」となりますが、1-6の数字の効果で「犯人」が変わる可能性があります。
- 怪人 →どの色のトークンでも置ける/犯人だと疑われたら点を奪える
- バー店主→政治家(10)がいたらこのカードが犯人になる
- 運び屋 →自分以外の全員が5以上ならこのカードが犯人になる
- 道具屋 →やくざ(9)を除外する
- 鑑識屋 →政治家(10)を除外する(バー店主(2)の効果も無効)
- 刑事 →このカードが犯人なら得点が2倍になる
- 実業家 →効果なし
- マダム →効果なし
- やくざ →効果なし
- 政治家 →効果なし
「怪人カード」だけ2枚あります。効果はサマリーカードにも記載されています。

裏面で出したカードの上に置き、何色のカードを出したかだけわかる状態にします。
プレイヤーは、「情報トークン」「自分の手札」「他のプレイヤーが誰を疑っているか」など少ない情報から犯人を探します。
プレイヤーに配られる、カードの色と効果が書いた「サマリーカード」と、犯人だと思うプレイヤーを指す「虫眼鏡チップ」です。
虫眼鏡の白いラインに対応したサマリーカードがあります。
ラウンド終了時に受け取ります。
10点獲得したプレイヤーが出れば、そのプレイヤーが勝利となります。

サマリーカードがあればゲームはプレイできます。
トリックと怪人のルールと簡単な遊び方(流れ)
ゲームの準備
- 情報トークン、サマリーカード、虫眼鏡チップを受け取る
- 容疑者カードを一人「2枚」配り、残りは中央に置く
- 適当な方法でスタートプレイヤーを決める


ゲームの流れ
- 【容疑者の報告】手札から1枚カードを出す
- 【犯人を推理】犯人だと思うプレイヤーに虫眼鏡チップを置く
- カードを表にして犯人の確定と勝利点の受け取り
以上が1ラウンドです。次のラウンドは残った手札を出すことになります。
① 【容疑者の報告】手札から1枚カードを出す
スタートプレイヤーが、2枚のうちどちらか好きなカードを選び裏向きで置きます。


時計回りにカードとトークンを置いていきます。


② 【犯人を推理】犯人だと思うプレイヤーに虫眼鏡チップを置く
カードがそろったら、最後に「容疑者カード」を置いたプレイヤーから、犯人になるカードを置いたと思うプレイヤーに「虫眼鏡チップ」を置きます。


すべてのプレイヤーが置いたら、次に移ります。

③ カードを表にして「犯人の確定」と「勝利点の受け取り」
カードの数字と効果を確認して、「今回の犯人」を確定させます。

この場合数字が大きいのは「10」ですが、「5」の効果で「10」を除外します。
なのでこの場合は、次に数字が大きい「6」が犯人となります。
犯人となったカードを出した人 | 1点を受け取る | ||||
犯人に「虫眼鏡チップ」を置いた人 | 「プレイヤー人数」から「犯人に虫眼鏡チップを置いたプレイヤー人数」を引いた数の勝利点を受け取る | ||||
怪人カードを出した人 | 虫眼鏡チップの数だけ勝利点を受け取る | ||||
怪人カードの「虫眼鏡チップ」を置いた人 | -1点(0点より少なくなることはありません) | ||||
刑事が犯人だった時に「刑事を出した人」と「そこに虫眼鏡チップを置いた人」 | 2倍 該当するプレイヤーは今回受け取る勝利点が2倍となります。(最後に2倍) |
犯人だったプレイヤーが「1点」

「プレイヤー数」- 「犯人に置かれた虫眼鏡」=「3点」

刑事だから2倍!

2ラウンド目は残りの1枚で勝負!

怪人カードの上には、どの色のトークンを置いても構いません。
なるべく相手を惑わす色を置きましょう。


【ゲーム終了】ラウンド終了時に「10点」以上獲得したプレイヤーが勝利
ラウンド終了時に「10点」以上のプレイヤーが出たら、そこでゲームは終了となります。
同時の場合は、決着がつくまでラウンドを繰り返しましょう。
【ここがミソ】トリックと怪人の面白いところ
少ない情報から犯人を捜しだす
情報マジで少ない!
「情報トークン」だけに頼ると「青のトークン」が数字が高い可能性がありますが、数字の効果で入れ替わるかもしれません。
2枚目に出すカードも考えながらプレイする
上級者になれば、些細な情報からも推理しなくてはいけません。
- 何色を出したプレイヤーがどこを指したか
- 一枚目にどのカードを出したか
- なぜ「一枚目」にあのカードを出したのか
- さらに「怪人」である可能性はあるか
何色を出したプレイヤーがどこを指したかなどが主な情報元となります。
手札2枚とは思えないほどの思考量!(笑)
「怪人」大暴れ
怪人カードを持った時が一番このゲームを楽しめます(笑)。
どんなことをしたらみんなが混乱するかだけを考えてプレイします(笑)。
トリックと怪人はどこで買える?
Amazonで購入できます。
店舗によっては取り扱いのない場合もあるので、ネット購入がおすすめです。
【まとめ】トリックと怪人でみんなで盛り上がろう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
いかがだったでしょうか?
推理系パーティーボードゲームといったところでしょうか。
お気に入りのイラストの方を購入してはいかがでしょうか!
それでは今日も一日ボードゲームを楽しみましょう!
せーのっ、HAPPYボドゲ!